2024/04/21(日)
30代半ばになって、海外旅行が無性にしたくなった。
どこでもいいわけではなくて、目的あって行きたいところ。
そう思うようになったのはきっかけがある。
30代半ばに病気になって、入院したからだ。
30代半ばまでは、どちらかと言えば仕事に生きていたと思う。
こういうとバリバリのエリートサラリーマンみたいに聞こえるが、
仕事はできる方ではなかった。
でも与えられた仕事は一生懸命だったし、責任を持ってやっていた。
だから、年下や後輩が自分より先に出世した時には悔しかったし
それをバネにがんばろうと思った。
でも病気になって入院になって、自分の仕事を他の人にお願いする必要が出て、
その仕事の内容ややり方を説明しなきゃいけないのだが、
体調が悪くて、しかも病院から電話での説明だから、すごく大変だったし、
何より繰り返す病気だってわかったときは、
持病を抱えつつ、出世を夢見て仕事を頑張るなんて無理だと思ったので、
一気に人生における仕事の比重は低くなった。
退院後も少し体調を崩すと、すぐ妻に仕事を休めって言われるようになって
休まないと、妻が不機嫌になったから、
人に睨まれてまで、やる仕事か？って思ったら、やる気も失せた。
そう考えたら、仕事の他にやりたいことって何だろうって考えるようになって
死ぬまでに行きたいところに行ってみたいなと思うようになった。
